赤谷の森 その1
2007年10月31日
先日、群馬県の赤谷(あかや)の森へ、古い自然歩道の復元作業に出かけてきました。
使われなくなって数十年もたち、草や樹木が伸び放題になっている所を、地形図とかすかに残る踏み跡だけをたよりに、剪定ばさみとのこぎりを使って人一人が通れる程度に最小限の草刈りをしながら、少しずつ山の斜面を登っていくという作業です。
その途中、ススキを刈っていたら、足元にこんな花が咲いていました。
かわいいですよねえ。この花は、なんだかご存知ですか?
これは、センブリの花です。そう、よく罰ゲームに出てくるアノ苦いお茶です。
(と言っても、私は飲んだことはないのですが・・・。)
こんな可憐な花をつける植物だとは!
初めて知りました。
「赤谷の森」とは、初めて聞いた地名かもしれませんが、群馬・新潟県境から群馬県・旧新治村北部に広がる1万haほどの森で、法師温泉や猿ヶ京温泉などで知られている地域です。
NACS-Jは、地元住民による地域協議会と林野庁関東森林管理局との協働で、一帯の生物多様性の復元と持続的な地域社会づくりをめざす「AKAYAプロジェクト」に取り組んでいます。
NACS-Jからプロジェクトの立ち上げを働きかけ、スタートさせてからまだ5年ほど。
生き物たちにも人のくらしにもゆたかな恵みをもたらし、地域の活性化にもつながることをめざして、ご寄付やボランティアワークなどさまざまなご協力に支えられながら、長大なチャレンジは続きます。
その取り組みの一端が、昨日の読売新聞の朝刊で紹介されました。
よかったら、ご覧になってみてください。
http://www.nacsj.or.jp/akaya/img/news/20071030yomi.gif
自然観察指導員講習会その1
2007年10月25日
先週末の3日間、三重県の尾鷲に出かけ、「自然観察指導員養成講習会」を開催してきました。
初日は、全国一の年間降水量を誇る地域ならではのどしゃ降りでしたが、
その後はすがすがしい秋晴れとなりました。
写真は、会場前に広がる尾鷲湾です(撮影がヘタでごめんなさい)。
NACS-Jでは、「しらべる」「まもる」「ひろめる」を活動の3本柱にしていますが、
この講習会は、「ひろめる」活動のメインプログラムとして30年も前から継続して取り組んでいます。
環境教育や自然体験の講座やイベントは、内容が充実したものがいくつもあります。
そうした中、私たちは、単に自然を楽しんだり、野外活動のコーディネート術を学ぶだけでなく、
そうした活動の蓄積を自然をまもる力とするために、
自然を観る目や自然観を磨くためのヒントや考え方を伝えようと、
毎年全国20カ所ほどの地域を回って、2泊3日のプログラムを実施しています。
そして、この講習を受けた方は、
地域に根ざした自然観察会活動のボランティアリーダー「NACS-J自然観察指導員」となり、
約23,000人の方が全国で活躍しています。
残念ながら、今年度分の受付はすべて終了しましたが、
来年度はぜひ皆さんも参加してみてくださいね。
はじめまして
2007年10月11日
みなさん、はじめまして。
日本自然保護協会の芝小路晴子(しばこうじはるこ)と申します。
日本自然保護協会は、
英語名のThe Nature Conservation Society of Japanの頭文字をとって、
NACS-J(ナックス・ジェイ)という名で親しまれている、
自然保護分野では日本で最も活動実績が長いNGOです。
なくなりそうな自然をまもり、
自然をまもるしくみをつくり、
まもった自然をもっとよくする、
ことをモットーに活動しています。
じつはブログというものを使うのは初めてで、
私はあまり器用でもないので、
不安がいっぱいなのですが、
せっかくの場を与えていただいたので、
みなさんと、自然保護のセンスにあふれたくらしについて
お話していきたいと思っていますので、
どうぞよろしくお願いします。
たくさんのコメントをお待ちしています



